傷んだ髪を改善させるためにやってはいけない4つの事

世の中には髪にダメージを受けている方はごまんといます。

その中の多くの方は髪のダメージによるストレスを受けているのではないでしょうか?

 

美容室に行く度にヘアケアについて色々とアドバイスを受けていることかと思いますが、どのようなケアを教えてもらっていますか?

 

今回、そのようなヘアケアについてまとめてみました。

 

 

ケアケアにまつわる、やってはいけない5つのことの

あくまでも現状の髪質から極力悪化させない為の内容です。場合によっては手触りが良くなることもあるので参考にしてみてください。

 

髪を乾かさずに寝る

これは毎日の積み重ねというところで、とても大事な習慣。

髪の毛は水分を含むと彭潤してキューティクルが開いた状態になります。その彭潤してキューティクルの開いた状態は非常に無防備な状態で、濡れた状態のまま寝ると、髪の毛同士や枕との摩擦でキューティクルは擦れ剥がれてボロボロになってしまいます。

この状態が習慣的に続くと髪に栄養を閉じ込めておくことが出来なくなるので手触りの低下、乾燥してパサつきやすい髪になります。

また、カラーの褪色のしやすさにも支障がでてきますので良いことなしです。

 

コテ、ストレートアイロンの設定温度は130℃以下に

これも大事な習慣のうちの1つです。

忙しい朝、時間短縮のために高温に熱したコテ、アイロンでササッとスタイリングする方も少なくないはず。

しかし、気を付けてください。

毛髪の90%はたんぱく質でできているため、熱を与え続けるとタンパク変性を起こします。

タンパク変性とは、熱を加えることによりタンパク質が硬くなることをいいます。

卵やお肉で例をあげると、あつあつのフライパンに卵やお肉を入れると「ジュッ」という音と共に、表面が硬くなりますよね?あれは卵やお肉のタンパク質が熱変性を起こして固まっているんです。あれと同じことが実は毛髪内で起きています。

一度固まったタンパク質は本来元に戻らないため、日頃のお手入れで気を付けるしかありません。

そして、乾いた髪のタンパク質が熱変性を起こす温度130℃以上なんです。濡れていると60℃で熱変性を起こします。

もちろん髪の状態や髪質は個々で違いますので、多少の設定温度の調整は必要ですが目安として覚えておいてください。

僕個人としては、130~160℃でじんわり熱を加えることをおすすめします。

それ以上の温度はテクニックが必要です。

シャンプーはアミノ酸系。市販のシャンプーを使わない。

こちらも習慣性のものですが、これは使用する物の問題なので、お金での解決手段となります(笑)

といいますと、市販のシャンプーは全部洗浄力が強い為、毎日のシャンプーで汚れから皮脂まで根こそぎ剥がしてしまうため、髪や頭皮への刺激となってしまいます。過度な洗浄力は毛髪にダメージを与えてしまうので気を付けましょう。

おすすめはアミノ酸系シャンプー。

これは適度な洗浄力で汚れを落としつつ、毛髪、頭皮に必要な油分は維持できるのでシャンプー頻度の高い日本人にはオススメです。

市販品と比べると値段は高く感じるかもしれませんが、毎日のケアですので化粧品などと同じように良い物を使いましょう!

手間を増やさずに、普段使っている物を変えるだけなので一番気は楽かなと(笑)

もし良いシャンプーがわからない場合は信用できる美容師さんに相談しましょう!

 

念のために言いますが

市販で良いシャンプーなんてありません!

 

市販のカラー、ストレート剤などは使わない

これに関しては一番危険性が高いと言っても過言ではありません。

まだカラーで根元を染める程度なら良いのですが

これらの市販品は我々プロが使う薬剤とは違い、どのような髪に対してでもマルチに使える配合になっているぶん髪に与えるダメージが強いんです。

我々美容師はお客様の髪質や髪の状態に合わせて薬剤を使い分けて、適した施術を行っています。

安く簡単に染められる、ストレートにできるなどの理由で使うにはリスクが高過ぎます。

市販のものでも綺麗な色入るんですが基本NGです。

https://taiga-kanamori.com/2020/07/09/市販のカラー剤のメリット・デメリット/#more-485

 

といった感じで4つあげましたが、細かく言えばきりがありませんし、同じ髪質、施術履歴、ダメージの方はいません。

 

本気で髪質改善をしたい方はご連絡頂けたらガッツリ相談に乗らせていただきます!

 

お気軽にどうぞ(^^)

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA