市販のカラー剤のメリット・デメリット

コロナ自粛の影響で、市販のカラー剤を使う方も相当増えたこともあり

僕のお客様でも市販カラーで染めちゃったという声もちらほら聞きます。

あら、そうなんですねー!

と言いながらも髪の状態をチェック

 

どんな状態だとしても、怒ったり否定したりすることはしません。

だって、それはお客様が色々な事情がある中で決断したことですから。

 

ただ、その後のリカバリーが大変になることもあるのでドキドキです。

 

逆に綺麗にムラなく染まっていたら褒めることだってもちろんあります。

 

 

ただ、しっかりと髪の現状とデメリットをお伝えすることが大切。

その後やる時のリスクにもなるので、知らずに後悔しなくていいように。

 

市販カラー剤のデメリットとは?

さて、市販のセルフカラーのデメリットとはなんなのかというとこですが

 

それは

  • 明るさ、色味の設定がアバウト
  • ダメージが強い
  • ムラになる可能性が高い

この3つに限るかと

 

 

明るさ、色

表記が色味でしか記載されていないため、ニュアンスでしか読み取れません。

なので、思ったより暗くなったとおっしゃる方が結構多いです。

 

次にダメージ。

これは、染める方の髪の状態は人それぞれ。

その為、どのような状態からでも希望の色に近づけられるように強い薬剤を使用してます。

なので、トーンダウンでも髪にダメージを受けやすいのです。

 

そしてムラ

自分でやると後ろなんて見えませんし、薬剤の塗布量もバラバラ

上手く染まるときもあれば、ムラムラの模様のようになることも

黒染めは染めムラ、塗布ムラの影響が後々大きく影響してくるので、セルフでやる場合はそれ相応の覚悟でお願いします。

 

我々美容師はプロですが魔法使いではないので、簡単には直せないこともありますので…

 

市販カラーのメリット

これはもう

  • 価格
  • 時間

 でしょう!

 

髪の短い方なら数百円。ミディアムレングスでも1000円ちょい。

この値段には敵いません

 

時間も、思い立った瞬間から開始できるので移動時間もかからず、これは早い!

 ただ、ミディアム・ロングの方は塗布する範囲が多いので大変かもしれませんが。

 

 

 

サロンカラーはどうなのか?

 

逆にサロンカラーはというと

お客様の髪の状態を見極め、希望の仕上がりに何が必要かで薬剤を調合するので過度なダメージを与えず、ムラなく綺麗に染まります。

 

我々美容師は、材料費+技術・知識代としてお代を頂いてます。

なので市販染めより料金が高いのは当然なのです!

 

まぁ髪への価値観はひとそれぞれですので、場面に合わせて使って貰えたらと思います。

 

僕達は市販の安さ手軽さに負けない仕事をするまでですので! 

ではまた!

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA